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新水千豊 端唄小唄教室
冬の唄 梅川(今日一日を)
冬を題材にした唄は、静かな中に動きや感情を表す歌い方が求められる気がします。 音も無く深々と降り積もる雪のようなイメージです。 春は浮かれる心のままに、夏はきりりと涼しげに、秋は人恋しさを込めつつ… といったように、季節ごとに概ね決まった地の気持ちがあると考えて稽古をしてい...


小唄 上野の鐘
小唄 上野の鐘 〽上野の鐘の音も凍る 春まだ寒き畦道に 積もるも恋の淡雪を よすがにたどる入谷村 門のとぼそに橘の 忍ぶ姿の直次郎 歌舞伎の”三千歳直侍”が題材の唄です。直次郎がその悪事のため江戸を逃げ出す直前、入谷の大口寮で養生している三千歳に忍び逢いに行く場面です。天衣...


令和2年 報知端唄鑑賞会
4月から順延になっていた報知新聞社主催の端唄鑑賞会が、9月末に開催されました。感染症対策のため席数は限られていましたが、予想していたよりも沢山の方に聴いて頂けました。演者も待ちわびた演奏会でした。 豊伎 「土手を通るは」「深山りんどう」 豊寿々 「江戸祭り」「深川くずし」...
端唄 春雨
web(というかデジタル全般)担当が日々のお稽古のことを綴ります。 端唄「春雨」 〽春雨にしっぽり濡るる鶯の 羽風に匂う梅が香や 花にたわむれしおらしや 小鳥でさえも一筋に ねぐら定めぬ 気は一つ わたしゃ鶯 主は梅 やがて身まま気ままになるならば...


秋の新水会
感染症の影響で延期になっていたお温習い会が、ようやく開催の運びとなりました。外出自粛の期間もお弟子の皆さんは稽古に励まれていた様で、弾き唄いがとても素敵でした。新しいお仲間も増えて楽しい会となりました。
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