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「有明」

端唄とは…

 

江戸幕府による緊縮策によって庶民の間では三味線の演奏や手習いが禁止されました。そのため三味線音楽は、歌舞伎舞台などの伴奏としてのみ存続しました。やがてその政策が緩和され、庶民が再び三味線を弾くことが出来るようになり、特に幕末頃から小篇の民衆歌曲として爆発的に流行したと言われています。

撥(ばち)を使って演奏し、唄にあわせて太鼓や笛、鈴といった鳴り物付きで華やかに演奏されます。

小唄とは…

 

端唄から派生した俗謡で、明治大正年間に広まりました。江戸小唄とも呼ばれています。 流行歌曲である端唄が、お座敷で唄われるにつれて、つぶやくような発声で”粋”を演出し、より技巧的に変化しました。

そのため小唄は、爪弾き(爪を糸に当てるのではなく、人差指の爪先右側の肉で弾く)で演奏します。​

 

「初雪」
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