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小唄探偵「麻布七村」七不思議編 その二

新水会

「麻布七村」


麻布七村 七不思議


まず狸穴に俄善坊 気が知れないのは六本木


闇ににょっきり 摩訶般若波羅蜜多で逆さ銀杏


一本松は何代目 おばけ椿に蛙合戦 蝦蟇の池



おそらく今回が「麻布七村」最終回です。

最終回は歌詞のニッチな部分についての考察です。


「気が知れないのは六本木」

「恐れ入谷の鬼子母神」と同種の「お前麻布で気が知れぬ」という洒落言葉があります。「本音が知れぬ人」あるいは「気が利かない野暮な人」という意味で使われるようですが、この言葉の云われにも諸説あります。

まずは六本木という地名について知る必要があります。

当たり前ですがその昔に6本の松(もしくは榎)があったから、あるいは朽木、高木、青木、片桐、一柳の六諸候の屋敷があったため、とあります。


「お前麻布で気が知れぬ」については、

一般的には六本木の云われとなった木(あるいは屋敷?)がなくなっていたためといわれています。他には…

化け物説:麻布には狸穴や狐坂など化性の動物にちなんだ地名が多いことから

黄色説:昔の麻布は赤坂・青山・目黒・白金に囲まれていて、「黄」がない

団十郎説:花屋の注文を受けて夜に麻布の菊畑で黄菊を刈ってきたところ、翌日みると白菊であった。それを聞いた二世団十郎が「白菊か夜は麻布の黄が知れぬ」と詠んだ句が流行した

麻の布説:麻布(麻の織物)は元々黄色味を帯びているが、はっきりした色味ではないことから


いずれにせよ、麻布というところは鬱蒼としていて狸や狐が跋扈する妖しい地域だったようですね。そんな中、樹齢七百年といわれる善福寺の銀杏はさぞかし「闇ににっきょり」とそびえ立っていたと思います。


「一本松」は何度も植え継ぎをしていることで知られていますね。現在の松は「何代目」なのでしょうか。





 

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